2016年4月21日木曜日

萩往還ワンデーウオーク2016 佐々並コース


2016年3月26日(土)晴れ、


                   主催:萩往還ワンデーウオーク実行委員会
共催:萩市・教育委員会・体育協会・山口県ウオーキング協会

 
 
~吉田松陰先生や高杉晋作などの維新の志士が駆け抜けた歴史の道を歩こう~
①佐々並コース(20.3㎞)と②明木コース(11.3㎞)で約1,200名参加

 
 
 私達山口県ウオーキング協会員の多数は①佐々並コースに参加、その様子を報告します。
ゴールの中央公園では、②明木コースに参加された協会の方々と無料配布の「ぜんざい」を美味しく頂き、ありがとう御座いました。

 中央公園から無料送迎バスで約30分、スタートの佐々並公民館に送っていただく。
①佐々並コース(20.3㎞)は佐々並の公民館前スタート、古の建物の虫籠窓を見ながら大集団が萩に向けて進む。市(いち)はずれから千持峠へ、此処からアップダウンが始まり徐々に大集団がバラケル。釿切(給水・トイレ)処で一休み、一升谷の垰の石畳を休み休み歩き、仲間と段々距離ができ離れ離れになる。明木市(あきらぎいち)の乳母の茶屋『あと10㎞表示』は弁当配布処、予約していないのでトイレ休憩後早々に立ち去る。明木川沿いに松陰先生歌碑、川土手から遠くの悴坂(かせが さか)望む、エスケープルートの鹿背隧道(かせ ずいどう)で「道の駅 萩往還」へ。道の駅萩往還(給水・トイレ・救護)処『あと7㎞表示』で旧萩道路料金所を見ながら一休み、此処からは緩い下り坂を松陰先生所縁の涙松跡、大屋に出ると萩の乱(前原一誠)慰霊碑。中電駐車場(給水・トイレ)処『あと4㎞表示』は明木コースの食事処、椿大橋から萩城跡を遠望し萩往還の起点の唐樋札場跡へ。唐樋札場跡は萩往還の起点で終点は三田尻お茶屋、見学後に傍のお店でお土産「ごぼう巻き」購入、萩城への御成り道でお雛様を拝見、此の付近は昨年の世界遺産登録・萩城下町(旧町人地)で中下級武士と商家が混在、菊屋横丁には高杉晋作誕生地や同立志像があります。中央公園は旧野球場を整備、新しい萩図書館やNHK大河「花燃ゆ」久坂玄随像が昨年建立、ゴールの中央公アーチ下では山口県ウオーキング協会会長さんが、IVVを持って笑顔で迎えてくれました。
スタートの佐々並公民館前、体操風景
ゴールのアーチ、中央公園(萩市役所斜め前、)

コースマップ(表)

コースマップ(ウラ)



【コースタイム】
 スタート・佐々並公民館前9:06~「佐々並市」~千持垰入口9:10~千持垰十合目(頂上)9:25~落合の石橋9:32~落合休憩所前9:27~「落合川沿い」~R262号合流9:41~R262号分れ9:47~R262号合流・T字路10:00~釿切(給水・トイレ)処10:06/13~R262号分れ10:31~一升谷十合目(頂上)10:24~説明板10:29~一升谷休憩所前10:31~「彦六の道」説明板10:38~R262号横断函渠11:02~赤間関街道(中道筋)分岐点11:03~一升谷入口の案内大看板(黄色テント地)・T字路11:06~「明木市」~乳母の茶屋(給水・トイレ)処11:09/12~明木川・明木橋11:14~松陰先生歌碑11:27/28~旧萩有料道路横断函渠11:29~明木川・中所橋橋詰11:35~下水処理場前11:38~悴坂(かせが さか)休憩所前11:51~悴坂入口11:52~鹿背(かせ)隧道11:53/56~悴坂出口11:59~道の駅萩往還(給水・トイレ・救護)処12:01/05~「旧萩有料道路横断地下道」~大屋刑場跡12:09~悴坂一里塚12:35/36~旧萩有料道路横断函渠12:15~涙松遺跡12:24~大屋川・観音橋12:31~萩の乱(前原一誠)慰霊碑12:35/36~中国電力駐車場(給水・トイレ)処前12:39~R262号交差点合流12:42~「R262号」~JR山陰本線跨線橋12:43/44~大屋川・椿西橋12:46~橋本川・椿大橋12:52/54~R191号合流・警察前交差点13:05~R191号分れ・御許町交差点13:09~「萩往還・県道64号線」~唐樋札場跡13:13/16~「萩世界遺産・萩城下町(旧町人町)・御成り道」~菊屋家住宅13:28~菊屋横丁13:29~高杉晋作誕生地前13:31~高杉晋作立志像13:33~新堀川・慶安橋13:35~「中央公園・久坂玄随像」~ゴール・中央公園13:38。

*参考;萩往還ルートマップPDFなど取得方法
 検索 ⇒ 歴史の道 萩往還 ⇒ 該当パンフレット・ダウンロード 
 http://hagi-okan.yamaguchi-city.jp/





◇佐々並コース受付
 受付後にウオーク仲間と談笑、開会式や唱「萩往還」の熱唱など。地元の農産物販売、購入者にはゴール中央公園で受け取りサービスが好評。
佐々並コース、受付風景

同上、テント奥で地元農産物販売

同上、送迎のチャーターバスと萩市役所のマイクロバス



◇佐々並市(ささなみ いち)
 萩往還の宿駅の一つで御茶屋や御客屋がありました、明木市と共に重伝建地区に指定されて古の建物が多く残り、萩往還資料館?が当地に建設中で楽しみです。
佐々並御客屋跡

佐々並市の町並み

千切峠へ

佐々並市、久年集落の説明板



◇千持峠
 本日最初の坂道で息切れ。落合の石橋は刎橋(はねばし)、山口県特有で両岸台座から石桁を突出させ石板を載せたもの。
千持峠

千持峠十合目(頂上)

落合休憩所

落合の石橋



◇釿切(ちょうの ぎり)
 落合川沿いのR262号を出入り、R262号を車で走ると「萩往還」の看板が良く見える所です。
落合川沿いウオーク 「萩往還」看板

R262号に合流後、分れ谷沿いの道、後にR262号へ合流

R262号に合流、川上に向うT字路


釿切(給水・トイレ)



◇一升谷(いっしょう だに)
 古の石畳が残る急な垰(たお)、入り口にはイノシシ防止柵があります、個人グループで通過の場合は開閉を厳守してください。
一升谷峠を望む

一升谷十合目(頂上)

石畳

一升谷と石畳「説明板」



◇一升谷から明木市へ
 石畳を下り明木市へ、途中で赤間関街道(あかまがせき かいどう)中道筋の分岐点に出会う。同街道は赤間関(下関)へ向う街道、途中の吉田宿に高杉晋作墓の東行庵があります。
一升谷休憩所

彦六の道「説明板」

R262号函渠から明木市へ

赤間関街道(中道筋)分岐点「案内標識」



◇明木市(あきらぎ いち)
 江戸時代の宿場町で古い建物が残る、交通の要衝です。ゴールデンウィークに「萩往還まつり 技・明木展」が開催されます、買い物を楽しんでください。
*今年の萩往還まつり技・明木展は、2016年5月3日(火・祝)・4日(水・祝)開催。地元の特産品、県内外の工芸品等の販売、絵画や彫刻等の展示販売、オカリナ演奏など。
詳しくは、検索 ⇒ 萩往還まつり技・明木展

・明木市
 萩と三田尻(防府)を結ぶ萩往還、赤間関(下関)に繋がる赤間関街道(あかまがせき かいどう)中道筋(なかみち すじ)の分岐点です。 
明木市「説明板」

明木市の町並み

同上

同上、山口県の農政に貢献された滝口一翁の酒蔵

・明木市の乳母の茶屋
 佐々並コースの弁当引換所。萩往還交流施設で休憩所とパンフレットがあります、先を急ぐのでトイレ休憩のみ。
乳母の茶屋「説明板」

乳母の茶屋(弁当引換処)案内板

同上



◇明木市の松陰先生歌碑
 松陰先生の詩「過明木橋」、下段資料をご覧ください。
明木の松陰先生歌碑「説明板」

同上、全景。背後は旧萩有料道路と萩往還の横断函渠

松陰先生歌碑、背後は明木川

同上、観光ボランティアさんの説明資料



◇悴坂(かせが さか)
 道の駅萩往還の手前の萩往還、悴坂御駕籠建場跡があります、今回は悴坂下を貫通する鹿背隧道の石積を楽しみました。
中上:悴坂、 中:下水処理場、 右:明木川の左岸堤防

悴坂休憩所

同上「案内板」

悴坂峠を振り返る、頂上に駕籠立建場



◇鹿背隧道(かせ ずいどう)
 内容は下段の説明板をご覧ください、車に気をつけて石積を楽しんでください。
鹿背隧道「説明板」

萩へ向う

石組とロウソクのL形燭台

明木を振り返る



◇道の駅 萩往還
 売店・食堂・トイレの完備した道の駅、お寄りの節は松陰記念館でお勉強してください。
道の駅 萩往還「案内板」

道の駅 萩往還、左は旧萩有料道路料金所跡

同上、松陰記念館

同上、旧萩有料道路の横断地下道



◇大屋地区
 松陰先生の詩「かえらじと思ひさだめし旅なれば ひとしほぬるゝ涙松かな」、涙松跡に安政の大獄で江戸に送られた時のものです。
左は大屋刑場跡の碑

悴坂一里塚

涙松遺跡と観光ボランティアさん

萩の乱の慰霊碑・前原一誠



◇椿地区
 金谷神社(かなや じんじゃ)そばには大木戸があり、外敵の侵入を防いでいました。萩往還はJR萩駅裏から金谷神社前の県道64号線を唐樋札場跡まで北上しますが、交通安全のためR262号とR191号歩き御許町交差点で萩往還・県道64号線に合流します。

中国電力

金谷の地蔵様

道沿いの夏ミカン

橋本川・椿大橋、遠くに萩城跡の指月山



◇唐樋札場跡(からひ ふだばあと)
 萩往還の起点、約53㎞で三田尻の終点まで結びます。宿駅は今日歩いた明木・佐々並と、山口・宮市・三田尻がありました。
唐樋札場「説明板」

同上、全景

同上

同上



◇世界遺産 萩城下町(旧町人地)
 唐樋札場跡から萩城までの御成り道、沿道では「萩城下の古き雛たち」が開催中でした。
お雛様、萩城まで御成り道

同上

菊屋家住宅

菊屋横丁、中下級武士と商家が混在。高杉晋作旧宅もあります
 
 
 
 
 
 
 

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