2015年4月24日金曜日

山口県ウオーキング協会2015年4月例会 三田尻の萩往還と志士闊歩の地・防府を訪ねて 参加報告


2015年4月19日(日)雨・曇り、健脚向、約14㎞、28名参加。


三田尻(防府市)の萩往還と志士闊歩の地・防府を訪ねて
美しい日本の歩きたくなるみち 500選35-05 萩往還・三田尻ウオーク
大河ドラマ「花燃ゆ」ヒロイン文(美和子)・楫取夫妻終焉の地 防府
 
 
 萩往還の三田尻(防府市街)ウオーク。三田尻の石畳、三田尻御舟倉跡、三田尻御茶屋・英雲荘、三田尻本陣五十君家、野村望東尼終焉の宅跡、萩往還道標、らんかん橋・立市、萩往還本橋(もとばし)橋詰め旧街道の面影、宮市本陣兄部家など巡り。
並びに大河ドラマ「花燃ゆ」ヒロイン文(美和子)・楫取素彦終の棲家 防府。男爵楫取素彦・美和子終焉の地、警固町の毛利水軍士官宿舎跡地(海軍局長官・松島剛蔵、楫取素彦の実兄)、萩藩御米蔵、防府天満宮の野村望東尼の碑・貞宮遥拝所・菅公御神忌1000年式年大祭記念碑などの観て歩き。
キャンペーン・ポスターから


志士闊歩の地・防府MAP、防府市おもてなし観光課花燃ゆ推進室から


【コースタイム】
スタート・JR防府駅みなと口8:34~「萩往還」~男爵楫取素彦・美和子終焉の地8:45/48~光妙寺8:52~「警固町・毛利水軍士官住宅跡地」~三田尻の石畳8:58~三田尻御舟蔵跡9:00/03~長州藩御米蔵・一馬本店9:09/10~柏木体温計工場跡9:12~三田尻御茶屋・英雲荘9:15/21~三田尻本陣五十君家9:24~「萩往還」~野村望東尼終焉の宅跡9:28~萩往還道標9:29/30~大楽寺・楫取夫妻の墓9:40/50~伝:野村望東尼終焉の宅9:51~「萩往還」~JR山陽本線高架下10:09~らんかん橋・立市10:18~防府八幡宮大鳥居前「萩往還・旧山陽道合流」10:21~今市交差点「萩往還・旧山陽道分れ」10:31~本橋(もとばし)佐波川の船橋10:39/45~佐波ノ津10:49/50~「萩往還・旧山陽道」~宮市本陣兄部家10:06/07~防府天満宮・楫取素彦(文)関連施設11:08/36~満願寺11:38/43~ほうふ花燃ゆ大河ドラマ館12:00~JR防府駅てんじん口12:03。

参考、当該:萩往還・三田尻ウオーク下見会 グーグルブログ 山口ウオーキング予定。
 下見日:2015.03.05(木)晴れ、健脚向、約14㎞、下見5名参加。
 検索 ⇒ 下見:山口県ウオーキング協会2015年4月例会  投稿 2015.03.13
        http://yamaguchiarukiyotei.blogspot.com/




◇JR防府駅みなと口。
 昨夜から雨、山道コースは変更になりました。雨宿りの東屋でストレッチ後スタート。
JR防府駅みなと口

同上、ストレッチ中


◇男爵楫取素彦・美和子終焉の地。
 毛利本家・毛利元昭公のお住まいの英雲荘近く、東京への航路便が良いために、防府岡村町に住居を定めたと言われています。
男爵楫取素彦・美和子終焉の地、案内文

同上


同上


◇経路 1/6 「長州海軍の中心地、三田尻御舟蔵へ向う」。
 古い石垣の残る警固町、毛利水軍武家屋敷の面影に浸り楽しむ。
光妙寺

警固町、毛利水軍士官宿舎跡地


同上

三田尻の石畳


◇三田尻御舟蔵。
 毛利水軍の本拠地、ベストセラー本「村上水軍の娘」で有名になった村上武吉(むらかみたけよし)の子孫が代々此の地で活躍しました。武吉のお墓は領地の周防大島町外入、立派な法篋印塔が夫妻で並んで建っています。
三田尻御舟蔵

同上


同上


◇経路 2/6 「三田尻の往時を散策」。
 萩藩御米蔵が現存、今は一馬本店さんが味噌・醤油を造られています。柏木体温計はアジアで初めて造られた水銀計、当時の先端技術が三田尻にありました。
萩藩御米蔵

柏木体温計工場跡


◇三田尻御茶屋・英雲荘。
 幕末七卿が宿泊された萩藩公館の英雲荘は近年再建、お金がないので塀外からの観賞となりました。
三田尻御茶屋

同上、玄関内部

同上、英雲荘を塀の外から望む

同上、女性優先のトイレ

◇経路 3/6 「大楽寺(だいらくじ)南墓地の楫取夫妻の墓へ向う」。
 湊で栄えた三田尻歩き。
三田尻本陣・五十君家(いぎみけ)

野村望東尼終焉の宅跡

萩往還道標


◇大楽寺。
 英雲公の分骨、楫取夫妻の墓、野村望東尼の位牌、夏目雅子さんのお墓など。境内は高所にあり、昔は萩往還が見渡せたでしょう。
大楽寺

同上、案内

同上、花燃ゆ・略年譜

同上の南墓地、楫取夫妻の墓


◇経路 4/6 「車塚町の萩往還に戻る」。
 萩往還はアーケイドを北上、防府天満宮の参道を歩きます。
萩往還説明板、JR山陽本線高架下

幸せます通り、萩往還

皇紀二千六百年記念の防府天満宮参道、萩往還。立市(たていち)


◇経路 5/6 「萩往還の本橋(もとばし)まで」。
 防府天満宮大鳥居前を左折、萩往還は右折する今市交差点まで旧山陽道と重なります。佐波川本橋は往時の萩往還は舟橋でした。コース予定は天神山山麓でしたが、昨日來の雨の影響で平坦な道歩きにしました。
昔の面影の萩往還、山口方面を望む

佐波川から三田尻方面を望む。背後は毛利氏が築城したかった桑山


◇経路 6/6 「宮市本陣まで」。
 本橋から防府天満宮方面へ。中世まで南下(現在、西流れ)していた旧佐波川沿い、佐波ノ津の夕仁川(ゆうにがわ・遊児川)へと進む。防府和菓子銘菓、遊花堂(ゆうかどう)が近くにあります。
和菓子たなか遊花堂、奥は旧山陽道・萩往還

同上、文ちゃんまんじゅう&ISINもなか
佐波ノ津、中世の防府(松崎)天満宮にお参りする湊


◇宮市本陣兄部家、。
 旧山陽道と萩往還の重なる宿場町。往時の建物は近年焼失しましたが、防府に生まれた自由律俳人の種田山頭火「山頭火の館」が近くに建設される予定です。
宮市本陣兄部家

同上
同上、案内プレ-ト


◇防府天満宮。
 日本で最初に出来た菅原道真公を祀る神社、裸防祭は荒まつりで勇壮です。大専坊は伊藤博文公ゆかりのお寺、裸坊祭と梅まつり以外は閉門ですが「花燃ゆ」のせいか開門、皆で入り込み楽しみました。楫取素彦がお世話をした、野村望東尼の像(生活補助)、楫取素彦と文の像、貞宮遥拝所(御養育主任)、菅公御神忌1000年式年大祭(報賛会の総裁)など観て回る。

防府天満宮、パンフレット(表)


同上、パンフレット(裏)

同上、何時もは閉門ですが大河ドラマの関連か開門


同上、楫取夫妻像は今年3月に建立


伊藤博文公は少年時代、大専坊(防府天満宮)ですごされました

◇満願寺。
 元々は毛利氏の本拠地郡山城の築城以前からかの地にあり、真言宗のお寺で専ら毛利氏の齋事を務めました。転封に伴い萩城内に移転、防府には大正に来られました。
満願時

同上、法篋印塔

同上、防府市街と桑山を望む

同上。左は満願寺鎮守の防府稲荷大明神、右は桑山


◇JR防府駅てんじん口・周辺。
 駅近くに「大河ドラマ館」、市内には花燃ゆの幡が沢山建ち、新たなお土産も沢山出来ました。

ほうふ花燃ゆ大河ドラマ館、ルルサス防府

JR防府駅てんじん口




 

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