スケジュール 3泊4日(現地1泊/船中2泊)。
*釜山ウオーキングの旅 文・STさん。
12月14日(金)夕方、下関を出発するときにはかなり激しい雨が降っていた。翌日以降の天気情報を得た人は、大丈夫だとは言っていたが、一末の不安はあった。
15日(土) 釜山港から釜山西部に位置する洛東江の中洲乙淑島にマイクロバスで移動する。洛東江は、韓国第2の河川である。この乙淑島の隣りには、金海国際空港もある何十倍もの大きな島がある。洛東江の大きさが想像できよう。中洲からすぐに渡った橋は、車も片側2車線と大きいものであるが、実は河口堰である。堰が十門位並んでいる。洛東江左岸の遊歩道を下って行く。雲が重く垂れ込め、霧もあり、向う側の中洲の影はまったく見えない。時々近くの水面に水鳥が泳いでいる。鴨やカイツブリ、カモメも混じっている。洛東江河口は、砂州、浅瀬、葦原に恵まれ野鳥の宝庫であるという。このコースを含めて、釜山では「カルメッキル」(かもめの道)と名づけてウオーキング・コースを整備している。遊歩道にある街灯にも「かもめ」がデザインされている。また、コース沿いに「カルメッキル」を示すリボンや標章が取り付けてある。関係者の意気込み・努力がひしひしと感じられる。それにしても視界が利かない。残念の一語である。
一部マイクロバスでの移動も含め、歩いて峨眉山烽火台頂上及び峨眉山展望台に行き、眺望を楽しむはずが、雨も少々降り始め心を残すこととなった。昼食後、多大浦海水浴場の先にある没雲台を散策する。満腹後、起伏の道は少々きつい。
16日(日) 今日は、公共交通機関を利用して移動する。最初は、地下鉄を2回乗り換えて広安里海水浴場の南端近くに出る。その先の海には、正面に広安大橋のつり橋が視界に飛び込む。しばし砂浜の感触を楽しむ。3㎞前後位は海沿いの平坦な道である。途中には、野外のトレーニング機器を備えた小公園があり、自由に使用することができる。参加メンバーもトライした。昨日のコースにも同じようなものがある。各コース沿いにも設置されていると考えられる。トンセンマルという海に突き出た高台に至る。ここからは、二妓台・ノン岩をはじめとする海沿いの景勝を眺めながら行く。距離的には5㎞少々であるが、かなりきついアップダウンがあり、運動量は十分と感じられる。釜山では、各所に高層のマンション群が見られる、このコースもゴール直前までくると、突然立派なマンション群が現れる。
五六島遊覧船ターミナルからは、路線バスで釜山市中心街に出てくる。昼食後、都心の公園で釜山シンボル「釜山タワー」のある龍頭山公園で一休み。そして、ジャガルチ市場、国際市場周辺での自由行動を楽しみ、地下ショッピングセンターを2駅間歩いて国際旅客ターミナルに帰る。2日間の釜山カルメッキル・ウオークの幕が、たのしさうちに閉じる。
*写真提供・株式会社 ヴィーナストラベル。
①河口堰ウオーキング |
②ウオーキング |
③お部屋 |
④お食事 |
⑤お食事 |
⑥お風呂 |
⑦市街 |
⑧カルメッキル(かもめの道)標章 |
⑨洛東江河口の道 |
⑩海辺の道 |
⑪トンセンマル高台眺望 |
⑫坂とマンション群 |
⑬路線バス |
⑭お食事 |
⑮釜山タワー 龍頭山公園 |
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