萩往還は、毛利氏が慶長9年(1604)萩城築城後、江戸への参勤交代での「御成道(おなりみち)」として開かれた。日本海側の萩(萩市)と瀬戸内海側の三田尻港(防府)をほぼ直線で結び、全長およそ53㎞。 参考:萩往還散策マップ 第3・4巻
JR山口線・山口駅に集合、「おいでませ!山口イヤー観光キャンンペーン」開催中の観光案内所で観光資料を頂く。
山口西京ウオーキング協会の担当で萩往還(山口~萩)健脚向・約23㎞を雨中実施。参加者に資料と萩往還ルートマップ(発行:歴史道「萩往還」資源活性化事業推進委員会)を配布、雨にかかわらずに県内各地から又福岡県からも参加者があり感謝。
【コースタイム】JR山口駅10:18~福田屋ういろう跡10:38~興隆寺入口10:58~氷上橋11:00~ザ・ビッグ(昼食)11:22/12:01~JH中国自動車道地下道12:12~柊神社12:15~大師原公園12:28~石仏12:38~禅昌寺松13:04~国道262号横断歩道13:25~小佐波P(トイレ休憩)13:27/35~鯖山峠・明治天皇の碑13:46/49~豪雨災害慰霊碑14:00/02~国道262号横断歩道橋14:03~JR山陽新幹線高架下・剣神社14:20~右田市(みぎたいち)真宗寺14:25~本橋(もとばし)14:37~旧山陽道交差14:55~宮市本陣14:58~まちの駅うめてらす(お土産、観光情報、トイレ休憩)・防府天満宮大鳥居15:00/10~旧山陽道分岐15:10~防府高~道標15:41~野村望東尼終焉の地15:42~三田尻御茶屋・英雲荘15:46/52~JR山陽本線・防府駅16:10。
注:太字は写真あり。
◎スタート・JR山口駅~
ストレッチ後に出発、山口地裁の山口客館跡そばから椹野川の鰐石橋へ、鰐石の重石は恵比須様をお祭り注連縄は13.5メートル。
山口駅 |
旧国道262号に出ると直ぐに福田ういろう跡、山口外朗(やまぐちういろう)元祖で建物が残る。旧国道(県道山口防府線)は全日本実業団ハーフマラソン大会で車両通行止め、お陰で裏道の萩往還は迂回の車でごったがえ、注意しながら端を歩く。大内氏ゆかりの興隆寺入口・仁保川の氷上橋・大内郵便局を無事に通り過ぎ昼食のザ・ビッグへ。
福田ういろう跡前のハーフマラソン |
スーパーで弁当・食堂・パン屋などで各自昼食、出発時間に雨が強くなり合羽などで雨支度。国道262号地下道・JH中国自動車道IC地下道を抜け、柊神社を過ぎると山の辺の道となる。
ザ・ビッグにて昼食 |
柊神社 |
街道は山道、大師公園・七地蔵?・六地蔵・綜塚など石仏多し。松枯から生き返った禅昌寺松、国道262号横断歩道から小佐波Pへ。
街道で一番可愛い石仏 |
トイレ休憩後出発、写真左上の鞍部が鯖山峠で明治天皇が馬で越えられた。私たちも右周りで往還を上って行く。
小佐波P出発 |
峠には、佐波郡と吉敷郡の郡境の碑、明治天皇の碑・明治18年(1885)に三田尻から山口に御幸された時の小休止の碑。私たちのウオーキング情報を得られた地元の人が綺麗に草を刈られて下され、大変ありがとう御座いました。(ブログ1月20日の下見ウオーク時より良い写真)
明治天皇の碑 |
豪雨災害後は総理大臣の視察などで大変騒々しかった。災害を忘れないように、犠牲者のかたに黙とう。
国道262号横断歩道橋から勝坂砲台跡、維新後の脱退騒動の激戦地。剣神社から右田市(みぎたいち)へ。
豪雨災害慰霊碑 |
右田毛利氏のお膝元、道の両側に水路、乗園寺・真宗寺など大寺あり。佐波川の本橋(もとばし)を過ぎ旧山陽道と合流。萩往還は電柱地中化で環境が良くなった、宮市本陣兄部家が焼失したのは残念。防府天満宮大鳥居傍・まちの駅うめてらすで一休み。
右田市の真宗寺楼門に梵鐘 |
展示・休憩・情報コーナー・特産品・お土産コーナー・お食事処などがあり、観光に役立つ色々な情報あり、ウオーキング!山口100選第2弾の常設コース・スタンプ押印場所です利用して下さい。
萩往還は旧山陽道から分かれて南進し防府高まえを通り道標へ。(旧山陽道は直進)
まちの駅うめてらす(人が多く下面カット) |
◎道標~
三田尻から萩往還・旧山陽道への古の道しるべ、坂本龍馬も上陸した脱藩時に見たかも?。
道標(左:志ものせき・宮市天満宮) |
福岡に潜入した高杉晋作を匿った望東尼は維新を夢見て此の地で没した。
野村望東尼終焉の地 |
◎三田尻御茶屋~ゴール・JR防府駅
英雲荘は昨年改修され有料で一般開放されています、今回は帰宅時間の都合で通過しました。館内の花月楼でお茶会が良く開催されています、又の機会にゆっくりと観覧してください。
三田尻御茶屋・英雲荘 |
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